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ECO・VILLAGE
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Introduce vol.1
ならはの味処 武ちゃん食堂

平成30年8月24日に楢葉町のJR竜田駅前で再開した老舗食堂「武ちゃん食堂」。震災から7年が経ち、楢葉町には新しい商業施設も出来あがりましたが、商業施設付近のみではなく、町のあちこちにお店が出来ることで地域全体に活気を戻したいというお気持ちで、竜田駅前での再オープンに至りました。お店の再建を手がけたエコ・ビレッジのことなどについて、奥様にお聞きしました。

もともと竜田駅前でお店を開いていて、震災でいわきに避難されてましたが、家や店舗の新築をエコ・ビレッジに決めた理由は何でしたか？
奥　様いろんなハウスメーカーさんをまわったり、展示場や見学会にも行かせてもらって、その時に私たちに接してくれる態度というか姿勢がすごく良かったからでしょうか。私たちの目線で考えてくれて助言をしてくれるところがすごく良かったし、営業担当の方も純粋でものすごくいい方で。よそのハウスメーカーさんに行くと、「避難の方ですよね？」っていう対応をされて、なんというか…、足元を見られるというか、そういうあからさまな態度だったりするところもあったんです。
だから、いい会社を探すのはすごく大変だったんです。けれど、管理の手伝いをしていた仮設住宅を建てたのがエコ・ビレッジさんで、そこではじめて出会いました。それで人柄を見れば分かるというか…、家を建てるならやっぱりエコ・ビレッジさんがいいよねって主人と話していたんです。
その他にも、主人はもともと木をたくさん使った家を建てたいと言っていたので、それを基準にして会社を探していたのもあって、総合的にエコ・ビレッジさんがいいかなと思ってお願いしました。
それでいわきに家を建てて、今度はお店も新しく構えようかなとなった時も、そのままエコ・ビレッジで！というお考えだったんですか？
奥　様私たちが根を下ろすのはやっぱり楢葉町って考えていたので、私たちの事情をよく知っていて、主人の好みも分かってもらえているので、そのまま引き続きエコ・ビレッジさんに頼んだ方が安心してお任せできるかなと思ったんです。ちょっと面倒くさいことを言っても分かってくれるだろうっていう信頼感と安心感があったので。
仮設店舗の時に、エコ・ビレッジの社員の方たちが食事しにきてくれる度に、「もうそろそろ2軒目を楢葉町でお願いしようと思うんで！」って、こっちからわざわざ声をかけていました（笑）。
ちなみに実際にエコ・ビレッジの家に住んでみて気に入ってる部分と、やっぱりこうすればよかった、みたいな部分はありますか？
奥　様新築なのに昔から住んでたような、すごく落ち着いて安心できる建物だなっていうのは、私たちだけじゃなくて、たまに遊びに来る娘たちも言います。新築とは思えないような居心地の良さで、安らげる家になったと思います。
それと、家を見に来てくれたお友達は「こんなに和風な建築ができる会社って今はなかなかないよね。家に入った瞬間、木の香りがするのがすごくいいね」って言ってくれて。「これだけの腕を持つ大工さんを抱える会社、今はなかなかないと思うよ」とも言われました。
新しいお店にも大工さん風の人が結構ご飯を食べに来てくれるんですけど、よく中を見まわして「こういう小上がりを造るところってなかなか珍しい。すごく手が込んでるし仕事が丁寧だよね」ってみなさん言うんです。
私たちの希望もあったけど、やっぱり設計してくれる人とコーディネーターさんと現場監督さんと現場の職人さんたちが、本当に私たちの思いをきちんと受け取って理解してくれたから、その結果としてみんなが褒めてくれるような建物になったんだろうって思います。
家づくりを依頼するときに、ご夫婦の意見は違ったんですか？
奥　様主人と私は性格も全然違うので意見もバラバラで（笑）。私は「こういう感じにしたい」っていうイメージがあって、主人はそれに対して「何でもいいよ」って言いながら自分の意見も言ってくるんです。でも私が思っているイメージは担当の方も理解してくれていて、こんな二人の意見をうまくまとめてくれたんです。
びっくりなのが、出来上がってみたら主人は「なんかいいじゃん。俺のおかげだよね」って（笑）。でもそんな感じで主人も結構満足してるみたいです。住まいの方も、だから飽きがこなくて長く使えるというか住んでいられる、安心していられる建物になったなってすごく思います。
コーディネーターとの打ち合わせで思い出に残っていることはありますか？
奥　様私たちの意見をよく聞いてくれるし、「え！そうだったっけ？」って言っても嫌な顔もせずにちゃんと説明してくれて。仕事が忙しくて、前回の打ち合わせ内容が頭にほとんど残ってない状態でまた次の打ち合わせに行くから、色々ご苦労かけたと思います（笑）。
それに、4年前にいわきの家を建てた時よりも、設計プランを画面で立体的に見せてもらえたりするようになってたりして、分かりやすくていいなと思いました。ただ、打ち合わせの回数を少なくするんだったら、図面の提案を何通りか一度にバッてみせてくれた方が手っ取り早くていいかなとも思いました。でもそれは設計を担当する人が大変になっちゃうだろうなって思うんですけど。
ケースバイケースですけど、外観まで仕上げるとなかなかご希望のタイミングまで間に合わないので、たとえば平面図を何パターンか作成して、その中から気に入ったものの外観をつくる方法はありそうですね。
特に店舗をつくる場合は、オープン日が決まっていたり、時間を詰めないといけないケースもありますから。提案の仕方は改めて考えなくてはいけないと実感しました。
奥　様そういう風にすぐご提案いただけるのがすごくいい所だと思います。少しずつ改善しながら、エコ・ビレッジさんがどんどんいい会社になってくれればなって期待しています。
ならはの味処 武ちゃん食堂
福島県双葉郡楢葉町大字井出字木屋126-9

TEL
0240-25-2450
営業時間
11:00～14:00
定休日
日曜日、月初めの木曜日は臨時休業あり
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